教えることの難しさ

こんにちは

木下です!

 

自分が学生コーチを始めて

早いもので2年弱が経とうとしています

 

そんな中で最も強く感じていることが

本日のタイトルにも書いた

教えることの難しさ

なんです

 

頭ごなしにこれをしろと言っても

選手は素直に聞きいれてくれません

 

こういったことを日々

強く感じておられる指導者の方々は

たくさんおられるのではないでしょうか?

 

僕自身も学生コーチに就任した当初は

ものすごく悩み苦しみました

 

その悩み苦しみを経験する中で

監督さん、先輩の学生コーチ、スタッフの方々

などの姿を見ていく中で

自分なりの教えるということの

定義ができました

 

それは

選手が間違った方向に

行かないようにしつつ

選手の自主性を大事にして

選手が何か答えを求めてきた時に

その選手に合ったものを提供する

ということです

 

だからこそ

僕は選手にアドバイスを求められて

答える時でも必ず

一度試してみて自分に合わなければ

無視してくれて良いという風に伝えています

 

なぜなら人間一人一人の体の構造は

似てることがあっても

100%同じ構造の人間などいないからです

 

いくら体格が似ていようが

筋肉の長さ、脚の長さ、頭の大きさなど

数え出せばキリがないぐらい

他人と異なる点がいくつも

人間には存在するんです

 

ピッチャーの投げ方一つにしても

必ず正解の動きなんていうものは

ある程度はあっても

100%これが合う!というものは

この世の中には存在しないわけです

 

この自分に合うものを探し出すには

指導者の力だけでは不可能なんです

 

なぜなら

自分のことは自分にしか分からないから

です

 

これからの時代の選手にとって

必要な能力というのは

競技のスキルだけでなく

こういった自分自身で考える力だと

僕は考えています

 

そのために僕たち指導者側は

選手が自分で考えたくなるような

環境づくりが必要だと思います

 

むしろスキルを教えるというより

その環境づくりのほうが

大事じゃないかと思います

 

そして選手自身はいかにして

自分自身の求める成果を出すのか

 

その過程を考えたり

情報を集めたりする積極的な姿勢

 

これが必要だと思います

 

指導者は常に勉強を怠らず、

そして選手自身も常に謙虚に学び続けること

 

これが教えるという所の

野球の中での本質ではないかと思います

 

自分もまだまだ未熟者なので

もっともっと成長できるように

日々勉強を怠らずに

過ごしていきたいと思います

 

それでは今日はここまで!